リローディングはなぜ必要か

ここではライフルのリロードのみを書きます。散弾のリロードはコスト的にも性能的にもメリットが無いためです。

ライフルの弾は 弾頭火薬を選ぶ事から始まります。                             
使用目的により まず弾頭の重量(gr)と形状(ホローポイント  フラットベース  ボートテール ラウンドノーズ等)を決めます。                                                 
その弾頭の口径と重量に合った 火薬を選んで弾を作ります。
                                                             
弾頭の重量と形状は多岐にわたりますので、自分の銃にピッタリの弾を工場装弾の中から探し出すのは不可能です。
よって 銃に合った装弾は自分で作るしか方法が無いわけです。

より良いグルーピングを求めている射手の方は是非リローディングを始めて下さい。

火薬の種類や量の違いでグルーピングは変わってきます。弾を作る事もライフル射撃の楽しみです。

しかし初めての方は どんな工具をどう使うのか判らないためにリローディングが出来ないと言う方が多い様なので
下記に 絶対必要なもの有ると便利なものを書きます。


     6mmPPC  270Web.MAG   30-06

絶対必要なもの

頑丈な作業台、  リローディング プレス(ターレットプレスの方が使いやすい)   ダイスセット(ケースの成形 弾頭を取り付ける)
シェルホルダー(プレスにケースを固定する)   ケースリューブ キット(成形する時の油とパッド)   パウダー ファネル(火薬漏斗)
リローディング ブロック(ケース立て)   リローディング スケール(火薬秤)   プライマーシーター(雷管取り付け)  プライマー トレイ(雷管用)  
ケース トリマー(延びたケースを切る)   ダブリング ツール(ケースの口を切る)  ノギス  リローディングデータ  弾頭  火薬  雷管   

  
リローディングスケール
    
ダイスセット
   
ターレットプレス
     
ケーストリマー

有ると便利なもの

電動パウダーディスペンサーと電子スケールのセット(自動的に±0.1グレインまで正確に計量する)
パウダー メジャー(火薬秤)   電動タンブラー(ケース磨き)    ブレットピューラー(弾頭抜き)   プライミングツール(雷管取り付け専用器)   
ネックブラシ、 プライマーポケットブラシ(雷管ホール磨き)  電動ケース トリマー   ケースゲージ(ケースのサイズを計る)等   

パウダー メジャー
ケースゲージ
ブレットピューラー
電動タンブラー

リローディングメーカーがキット販売しているものを購入するのも便利です。

リローディングを自分ですると、工場装弾より安価で作れます。


デュポンのバーニングチャート

IMR-4227
IMR-4198   軽量装弾用 6mmppc等   
IMR-3031
IMR-4895   最もポピュラーな火薬 308 30-06等
IMR-4064
IMR-4320
IMR-4350    この火薬以下はマグナムに使用します。
IRM-4831
IMR-7828
上記の火薬は<IRM-4227>程燃焼が速く (小口径、軽量弾頭用)   下記の火薬ほど<IRM-7828>程燃焼が遅くなります。(大口径、重量弾頭用)
上記の火薬で, 取り扱っていない火薬もあります。連絡ください。


リローディング時の注意           安全第一

リローディングする時は必ず先に弾頭メーカーのデータブックを読んで下さい。マキシマム以上に絶対チャージしないで下さい。

反動が強いのでミニマム以下にしようとはしない事。 何故なら時として異常燃焼による異常高圧が発生し事故になる可能性があるからです。

安全のため必ずデータの範囲内でリロードして下さい。無闇に初速を上げてもグルーピングの良い弾は出来ません。


リロードに関する質問は、必ず下記のメールでお願いします。(電話でのお答えはできません)

E-MAIL KANDA FIREARMS CO;LTD.